鎌倉の天台寺門宗寺院「金翅鳥院」の弟子、海老原鸑鳴と申します。以後、お見知り置きを。
師匠には仏教周辺のことであれば、好きなこと書いてよいと言われましたので、ブログにしたためていこうと思います。ブログ名は古代中国の廬山に存在した白蓮社という念仏結社をモデルにしています。以下はウィキペディアからの引用。
白蓮社とは、中国は東晋の慧遠が中心となって、在家信者らと共に結成した念仏結社。402年(元興元年)、廬山・般若台の阿弥陀像前で、慧遠が123名の念仏実践を望む同志たちと誓願を立てたことに始まる。なお、白蓮社の念仏の実践とは、般舟三昧経に依拠した般舟三昧、つまり見仏である。よって、曇鸞、道綽、善導から法然、親鸞の称名念仏浄土教とは別系統であり異なっている。
つまり、ブログ名は浄土宗の蓮社号とはあまり関係がありません。因みに、なぜ紅蓮かと言えば、「十一面神咒心経」によれば、左手には紅蓮を挿した花瓶を持つこととされているからです。金翅鳥院のご本尊は十一面観音さまですから。