紅蓮寺

天台寺門宗 新発心。鸑鳴です。ご連絡は以下のアドレスまでお願いします。📩hongaku37@gmail.com

Dialog


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「影のアメリカ大統領」と呼ばれる米パランティア社の創業者ピーター・ティール。PayPalの共同創業者でビリオネア。トランプ大統領の「影の黒幕」「キングメーカー」とも呼ばれる強力な支援者であり、巨額の政治献金を通じてトランプや彼の政治的弟子であるJ.D.バンス副大統領を政界のトップへと押し上げた。しかし、2026年6月ティールが創設した「Dialog」と呼ばれる秘密結社に関係するとされる情報が流出し、政財界は震撼している。

↓参照:チャンネル桜

https://x.com/i/status/2072944812907712584

 

世界の指導者、企業幹部、ビリオネアら数百人が属するエリート集団の内情が明らかになった。流出文章には、約222人の参加登録者リストには、AI・政治・軍事・長寿研究などに関心を持つ世界の有力者が参加していた。

 

●​222人の有力者リスト

参加登録者や過去のゲスト、スピーカーなど約222人のリストが流出。そこにはAI研究者、政治家(米上院議員やトランプ政権高官)、軍関係者(NATO司令官など)、シリコンバレーの億万長者、イーロン・マスクやPayPalマフィアのメンバー、さらにはジョシュ・ブローリンやジョセフ・ゴードン=レヴィットといったハリウッド俳優、著名な心理学者のジョナサン・ハイトらの名前が含まれていた。

 

●​格付けとマッチングシステムの存在

WIREDの報道で特に注目されたのが、運営側が参加者を知名度や富で「A、B、C(Cが最もVIP)」と秘密裏に格付けしていたことや、参加者同士をアルゴリズムで引き合わせる「マッチング機能」が存在していた点。

 

●第三次世界大戦へのナビゲート

2026年のアイルランドでのリトリート予定には、「Navigating WWIII(第三次世界大戦へのナビゲート)」

「Battlefield Technologies」(パランティアの戦争OSの普及)

「Build-a-Cult」(カルトを作るための実践講座)

「Bring Back Nuclear」(原子力を取り戻せ)

などのセッション名が含まれていたこと。

 

●エプスタイン

主催者であるピーター・ティールとエプスタインが長年にわたり緊密な関係にあり、Dialogのような「富豪や知識人を集めたオフ・ザ・レコードの秘密サロン」というコンセプトそのものを、エプスタインが裏で大いに支持し、ティールや日本の伊藤穰一氏らと議論していた。ピーター・ティールとエプスタインの直接的関係だが、​2026年の米下院調査等で公開された資料により、両者は2000年代からエプスタインが死去する2019年直前まで定期的に連絡を取り合っていたことが判明した。エプスタインはティールに投資助言を行い、自身のメールで彼を「偉大な友人」と表現。ティール傘下のベンチャーキャピタル(Valar Ventures)がエプスタインから4,000万ドルの資金を受け入れていたこともわかっている。

 

●​MITメディアラボ所長 伊藤穰一

Dialog「秘密結社アイデア」への関与

​2016年2月にエプスタインが伊藤穰一氏に送ったメールでは、「ティールが例の『秘密結社(secret society)』のアイデアを気に入り、多くの時間を割いて取り組んできた」と言及。同日の夜、伊藤氏は 「やりましょう(let's do it.)」と返信していた。Dialog自体は2006年設立だが、エプスタインがエリートを集めた非公開ネットワークの構築において、ティールや伊藤氏らと裏でアイデアを共有していたことが裏付けられている。

 

●河野太郎

ダイアログのメンバーだと報道されている河野太郎。河野太郎氏の名前は2026年登録者リストに加え、2022年にコロンビア大学Andrew Gelman教授が公開した招待メールの確定参加者リストにも記載が確認できる。彼がピーター・ティールの本業(パランティア)の重要顧客・パートナーであること、そしてDialogが扱うテーマ(防衛、デジタル、AI、地政学)のすべてにおいて日本を代表する適任者であることから、流出リストの「leaders and officials from Japan(日本の指導者・高官)」という記述のなかに彼の名前が含まれている、あるいは過去に関わっていた可能性は極めて高いと考えられている。

 

なお、高市総理とピーター・ティールは2026年3月5日、首相官邸で意見交換をしたというニュースがある。

 

ピーター・ティールは熱心なキリスト者だが、独自のキリスト教解釈をしていて、テクノロジーを停滞させるものを「反キリスト」とした講演をよくしてシリコンバレーを扇動しているという。

 

仏教徒や寺でもこのような「Dialog」的なことをやればいいのだ、と思う。行者、僧侶、最先端の業界の人たち、社会の一線にいる人を集めた、サロンというか講のような。もうどこかにあるような気もするけど。

 

アメリカ独立記念日


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昨日のお台場のドローンショー。独立記念日なのに日本は従属しすぎてて笑ってしまった。アメリカだけ独立してればいいんんだろうか。あと、しょぼすぎる。予算どっかで中抜きされてたらやだなぁ。

 


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小泉一族てブレないですね。ウォール街に忠実。

 

虎のような大日本帝国軍が姿を消して、平和な昭和の室内飼い飼い猫が誕生した。アメリカの飼い猫は楽だった、自分たちで判断しなくてもいい、ご主人アメリカに判断を仰げばいい。外の世界の、野犬のような敵を、危険を冒して倒す必要はない、ご主人さまが追い払ってくれる。ホワイトハウスやウォール街が平和な家の中でこうやれと言うことをやればいいのだ、こんなに楽なことはない。憲法9条という脱走防止フェンスさえ越えなければ…飼い猫ほど楽な生き方はないのだ。ペットだけれども。

 

ニューヨークの国連本部前

たまたまタイムリーに1週間前、記事として『不滅の心臓』を書いたのですが。無意識の領域から祈りが来たのかもしれない。予知的シンクロニシティ。私の前職と同じドライバーさんなので、他人事ではない感じです。

 

【ニューヨーク共同】ニューヨークの国連本部前で2日、男性が焼身自殺を図り、搬送先の病院で死亡が確認された。亡命チベット人向けのラジオ局「チベットの声」は、男性は中国からのチベット自治区の独立を訴えていたチベット人だと伝えた。 米メディアによると、男性は52歳で、ライドシェアの運転手をしていた。国連前でチベットの旗をそばに、自らに火を付けたという。警察が詳しい動機などを調べている。

 

供養のため、妙法蓮華経薬王菩薩本事品第二十三を載せます。


作是供養已。從三昧起。而自念言。

我雖以神力供養於佛。不如以身供養。

即服諸香。栴檀。薫陸。兜樓婆。畢力迦。

沈水。膠香。又飮瞻蔔諸華香油。滿千二百歳已。

香油塗身。於日月淨明徳佛前。以天寶衣而自纒身。

灌諸香油。以神通力願。而自然身。

光明遍照八十億恒河沙世界。其中諸佛同時讃言。

善哉善哉。善男子。是眞精進。是名眞法供養如來。

若以華香瓔珞燒香末香塗香天繒幡蓋及海此岸栴檀之香。

如是等種種諸物供養。所不能及。

假使國城妻子布施亦所不及。善男子。

是名第一之施。於諸施中最尊最上。

以法供養諸如來故。作是語已而各默然。

其身火燃千二百歳。過是已後其身乃盡。

一切衆生憙見菩薩。作如是法供養已。命終之後。

 

 

神経符号化

「言葉の十二縁起」では、ブッダが特定の体験や境地を伝えるために、それに当てはまる言葉を一から生成構築しているとした。十二縁起はその過程を表しているのだ、と。

 

しかし、言葉の生成構築という点では、我々の意識の言語構築より原始的でいて遥かに複雑な、マシン言語のようなものが我々の身体には備わっている。衣裏繋珠の喩えように。

 

我々の体験、感覚や意味は予めコード化されている。「神経符号化」ニューロンエンコーディング(Neural Encoding)とは、視覚や聴覚などの外界の刺激や記憶、思考といった情報が、脳内の神経細胞(ニューロン)が発する電気信号(スパイク)のパターンにどのように変換されて表現されるかを指す。

 

人間の脳は毎秒約1,000万ビットの感覚情報を受け取っているが、顕在意識で処理できるのはそのごく一部である「毎秒40ビット」にすぎない。残りの情報はすべて「無意識(潜在意識)」にあるCPUマシン言語のような「0」と「1」の2進数(ビット列)で構成されるニューロンの明滅なのだ。


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脳が情報をコード化するときは、ニューロンの発火率・発火頻度を用いているようだ。1秒間に何回その部位担当のニューロンが瞬いているかということ。

 

例えば「皮膚からの刺激の強さを、発火頻度(1秒間に10〜100回活動電位が発生するか)でHzで表現する方式。皮膚が冷たい氷に触れた場合だと、この発火頻度が冷たいを知らせる信号になる。別に物理的な冷たさがあるわけでなく、ニューロンの発火頻度のヘルツ周波数が変わるわけである。

 

しかし現在では、それだけではないことも分かっている。

 

1. タイミングコード:発火のタイミングや間隔自体が情報を担う場合も。例えば、嗅覚や聴覚では、相対的な発火タイミングが重要。

2. 同期コード:複数のニューロンが同期して発火するかどうかが情報になる。注意や記憶の処理に関与する。

3. フェーズコード:脳波(局所フィールド電位)の特定の位相に合わせて発火することで、異なる情報を分離する仕組み。

 

人間では数百万単位のニューロンが電気発火による並列にモールス信号をすることにより情報をコード化して一部が脳内再生されている。おそろしく複雑なシステムだ。下のサイトに詳しい。

 

https://share.google/7UJ2LiCLH6cLtq6MH

 

サイトの内容をザックリまとめると、例えば、場所細胞というものは、異なる場所をコード化している。場所細胞はジョン・オキーフ博士により発見され、この研究は2014年のノーベル生理学・医学賞を受賞している。オキーフ博士は、カント哲学におけるア・プリオリ(先天的な)絶対空間というものをヒントにこの細胞を発見したという。

場所細胞により、ニューロン群は空間的マッピングができるのだが、どういうものかと言うと。ラットの海馬のニューロン活動を見ると、10ヘルツぐらいの強い波、1秒に10回ほど上下するシータ波の脳波の上に、1,000分の数秒ほどの微細な別の波が乗っかっている。場所細胞の発火は、1秒に10回上下する波にタイミングを合わせており、クロック信号のような働きをしていると考えられる。クロック信号とは、デジタル回路(CPUやマイコンなど)の中で、すべての部品が足並みを揃えて正確に動作するための基準となる「周期的なパルス(電気)信号」のようなもので大法要の時、色衆が足並みを揃えるための木魚のような働きをする。この木魚のようなクロック信号を瞑想で捉えたアビダルマの僧侶たちが刹那滅を編み出したのでは?と個人的には思っている。

 

ラットの移動とともに数ミリ秒の微細な波の発火するタイミングは少しずつ木魚クロック信号からズレていく。木魚からズレた微細な信号はニューロン発火頻度が低くなる。次の場所に到着するなり、そこに対応する次の場所細胞が木魚信号に合わせて発火する。また移動とともに発火は弱まり、タイミングも木魚信号からズレていく。

何のためにこのズレが生じるのか...およそ0.1秒(10ヘルツ周波数)の木魚に合わせて、場所細胞が発火しているらしい。これにより謂わば行列になった信号でカーナビのように空間マッピングとその移動を脳内再生しているのだ。たとえば数秒かかった移動の経験が、①強い信号の場所細胞②弱い信号の場所細胞③信号の消えた場所細胞と発火の順序と、同時に信号が起こる。じっさいは数秒の移動を、数秒の移動として認識しているのではなく、ニューロン発火の行列として、脳波の木魚信号の刹那における各場所細胞の発火の強弱で見ているのだ。この各場所細胞の強弱情報は0.1秒ごとに変化する。にこれを場所細胞の「圧縮表現」という。このように脳は空間情報を圧縮してコード化している…。我々は実際のところその空間にその時間いるわけでなく、その空間にいるという場所細胞のニューロン発火を0.1秒に圧縮されたものを認識しているだけなのだ、まるで一念三千ではないか?

 

さらにおもしろい現象があり、たとえば、移動中に鼠の脳内では1番目から5番目の場所細胞までが、木魚脳波の上で順番に発火するか、その後、ゴールに到達したら、今度は100ヘルツぐらいのリップル波という、さっきとは別の脳波の上で、このニューロンたちが順序を逆に(5から1に)一気に発火する、という現象が見つかった。つまり、今までの全移動を0.1秒ぐらいで「逆再生」していたのだ。

これは新しい神経回路の強化のため「記憶の反芻」をしているのだが、おそらく、これが所謂「走馬灯」の正体だ。死に際にニューロンが異常発火するのだろう。

 

こうして見ると、我々はその場所や空間にいるのではなく、脳内にいる。脳内にその空間まるごと入っている。しかし、その脳はどこにいるのだろうか?

8月の三井寺文化講座


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8月に三井寺で文化講座があるようです。

「日本とチベット異文化を超えて」

「 知られざる三井寺の仏画」

バイマーヤンジンさんはチベット語で「蓮の花にのった音楽の神様」の意味するようです。彼女は日本でただ一人のチベット人歌手。日本人男性と結婚し、現在大阪在住とのこと。

チベット音楽といえばダライ・ラマ14世がグラミー賞を受賞したようです。以下はニュースから抜粋。


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 【ニューデリー共同】チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世(90)は3日、2月に受賞したグラミー賞を亡命先のインド北部ダラムサラの自宅で正式授与されたと交流サイト(SNS)で明らかにした。蓄音機をかたどった金色のトロフィーを贈られた。

 昨年8月発表の「メディテーションズ ダライ・ラマ法王の考察」が最優秀オーディオブック、ナレーション、ストーリーテリング・レコーディング賞を受賞したが、今年2月に米ロサンゼルスで開かれた発表・授賞式には参加しなかった。体力の衰えが理由とみられる。

 ダライ・ラマを「分裂主義者」と敵視する中国は受賞に反発している。

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中国、インドネシアの次はチベットのようです。

三井寺は国際的ですね。 

交流する国が一環していないのは、麻雀でいう迷彩なのか、近江ARS的いないいないばあ、なのかも…

不滅の心臓


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梅雨のせいかクシャ倶舎とした気分を抱えてレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンをSpotifyで聞いていた。ふと、アルバムのジャケットが目に入った。かつて、大乗仏教国のベトナムはアメリカに侵攻、弾圧された時。抗議した僧侶のティック・クアン・ドック師はサイゴンの交差点で自らガソリンをかぶって焼身供養した。あまりにも有名な写真だ。


僧侶の焼身供養は法華経からの影響だが、法華経そのものは何の影響下にあったのか。私は昔から、法華経の『薬王菩薩本事品第二十三』はガヤトリーマントラと関係があると思っていた。薬王菩薩(一切衆生喜見菩薩)は自らの自らの身体を燃やして1200年間、世界を照らした。これは太陽神象意であるのかなと思ったわけである。まさに、太陽は自らの身体を燃焼して世界を照らしているから…その太陽神とはサヴィトリ(梵: सवितृ, Savitṛ)である。ガヤトリーマントラのご本尊でもあるこの太陽神は『マハーバーラタ』でシヴァ神に腕を切り落とされてしまう身体毀損の伝説がある。そこから、薬王菩薩が腕を焼く焼臂供養と似ているな、と否が応にも連想してしまったのだ。とはいえ法華経の成立過程でヴェーダの影響があった可能性は否めない。


閑話休題、時はベトナム戦争前夜。


当時、南ベトナムのゴ・ディン・ジエム大統領は過酷な仏教弾圧政策をとった。


ジエム政権はアメリカとバチカンの傀儡政府であった。ゴ・ディン・ジエムは熱心なカトリック教徒であり、カトリックを支持する国家宣言を行い、公式の儀式でバチカンの旗を掲げるなどした。ジュネーヴ協定によってベトナムが南北に分断された際、カトリック一族であるジエム政権や教会の聖職者たちは、北ベトナムに住む多数のカトリック信者に向けて「聖母マリアは共産主義を嫌って南へ移住された」「神と聖母マリアに従う者は南へ来い」というプロパガンダを大々的に展開した。この「マリアの呼びかけ」を信じた北部のカトリック信者らを含む約90万人が南ベトナムへ移住した。彼らはジエム政権の熱烈な支持基盤となり、南ベトナムの政治・軍事の要職を占めることになった。1957年にはジエムはベトナム共和国を聖母マリアに捧げると発言した。この過度なキリスト教への傾斜が仏教徒との深刻な対立を生む原因となる。


1950年代は南ベトナムの独裁的なゴ・ジン・ジェム政権に対する国民の不満が高まり、ベトミン解体後に活動していた南部の共産主義勢力が北ベトナム政府の支援を受けつつ、ジェム政権とアメリカに対する武装闘争を展開していた。


1959年7月から1960年7月までのジエム政府軍による反政府勢力掃討作戦は82回で、暴行、焼き打ち、虐殺、拷問が繰り返された。1960年までに80万人が投獄され、そのうち9万人が処刑され、19万人が拷問により身体障害者となったとされている。


1960年にジエム独裁政権に抵抗すべく反政府組織である「南ベトナム解放民族戦線(NLF)」結成された。これがいわゆる「ベトコン」である。ベトナムは本格的な内戦状態に陥った。


さらにジエム政権は、カトリック以外の宗教旗、つまり国際仏教旗の掲揚を禁じる法令を制定した。1963年5月8日、お釈迦様の誕生日(ウェーサーカ祭)の祝賀において、中部フエの慈曇寺に集まった仏教徒が禁止令に抗議。抗議者が地元のラジオ局へ行進した際、政府軍が発砲・手榴弾を投げ込み、子供を含む非武装の仏教徒9人が死亡した。

6月3日にフエのラジオ局近くで抗議するデモ隊に対し、政府軍が化学物質(催涙ガスや化学液体)を投入。多数の市民が火傷で病院に搬送される(フエ化学攻撃事件)。

そして、6月11日に老僧ティック・クアン・ドックがサイゴンの路上で焼身供養を敢行したのだった。摩訶不思議なことにティック・クアン・ドックの心臓だけが何故か、そのまま焼け残り、法華経の功徳を実証したのだった。


現在、この『心舎利』は「不滅の心臓」として、ベトナム国立銀行の金庫に厳重に保管されており、時折一般公開が行われている。不滅の心臓は「仏教とベトナム国民の慈悲と知恵の象徴」とされている。ティック・クアン・ドックはベトナムでは菩薩として崇拝されており、彼はまさにベトナムを照らす太陽となったのだ。


しかし、罰当たりなことに。大統領の実弟で秘密警察長官であったゴ・ディン・ヌーの妻マダム・ヌーは、欧米やマスコミ向けのファーストレディ的なポジションにいたが、アメリカのテレビインタビューであまりにひどいことを言った。

「あんなのは単なる人間バーベキューよ」

「反米運動にアメリカ製ガソリンを使うなんて矛盾してるわ」

「今度同じことをするならガソリンとマッチを進呈する」

など言い、それが全世界に報道され、世界的レベルの大ひんしゅくを買った。この女の発言がきっかけでケネディ大統領は激怒してジエム一族を見放したという。


しかし、ヌー夫妻の悪行三昧は留まるところを知らないを知らず、8月21日の深夜12時、ゴ・ディン・ヌーの指令に基づき、特殊部隊が仏教寺院に対する攻撃を開始した。1400人以上の仏教徒が逮捕された。殺害された人や、行方不明になった人の数は数百人と見積もられた。軍は仏教寺院の主要な祭壇を破壊し、焼身供養したティック・クアン・ドックの心舎利、心臓を没収した。仏教徒は彼の遺骨の残りを持って避難所に退避した。不滅の心臓が破壊されなかったのは不幸中の幸いだった。


この行為への仏罰のせいか、11月2日にはクーデターが発生し、ゴ・ジン・ジェム大統領は弟のゴ・ディン・ヌーと逃げ込んだサイゴン市内にあるカトリック教会の付近の軍用車の中で頭部を撃たれて殺害された。


しかし、アメリカがこれで手を引くわけもなく、1964年のトンキン湾事件を口実にアメリカは北ベトナムへの爆撃(北爆)を開始し、本格的な軍事介入へと突入した。そのままベトナム戦争へと移行、仏教徒どころか枯葉剤を撒きナパーム弾を落としベトコンどころか三草二木まで殺し尽くした。ベトちゃんドクちゃんなんて言っても今の若い人は知らないかもしれない。上の写真もAIとか言われそうですが、リアルです。

 

まぁ中国にしろアメリカにしろ、大国なんてこんな感じです。それにしても、宗教はなぜ大国の権威に弱いのか。日本という国の政府ですら、あまり信用しないほうがよいです、廃仏毀釈の前科あるし。こっちはむしろ各国の各仏教宗派協力して独立した安全保障を目指さないと。アジールなんですから。しかし、仏教宗派の連合や仏教国代表の話し合い、これはもうおえらいさんたちの領域だ、雲の上の話し。

混迷する娑婆世界にて



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猫はのんびりとしているが、世界は混迷を極めている。現在、自性正義の戦争の横行する世界では二つの陣営に分かれている。「資本主義」か「社会主義」か、右か左かの2項対立である。アメリカか中国か、である。さらに第三勢力としてのイスラム世界。

但し、両陣営ともイデオロギーですら個人のジァイアニズムにより捻じ曲げられる現状となっている。トランプをジャイアンとすれば、高市さんがスネ夫にしか見えない。犠牲になるのは中東やウクライナ、南米、台湾の力なき民衆ばかりと悲しいことになっている。もっともウクライナはロシアに勝ちそうになっているが。


·資本主義陣営(右):少数エリートとウォール街とロビイストによる搾取のシステム。62人の大富豪が全世界の半分の富を持つ異常な世界。


· 共産主義陣営(左):国家と党の権力が肥大化、新たな支配階級と官僚特権を生み出した。ソ連はそれで滅んだが、中国は資本主義化して党幹部の一族と関係する富裕層のみが繁栄する中世宮廷世界に退行した。手段の目的化となり国家社会主義は明らかに失敗している。


しかし、資本による支配も、マルクス主義による支配も、人間の苦を終わらせることはできなかったようだ。どちらも外側の制度だけを変え、人間の内側にある貪瞋痴(貪欲・憎悪・無知)を克服しえなかったからである。システムを変えても人間は変わらない。結局、絶対王政のような中世に退行していく。マルクス主義でどうして富裕層ができる?生活に差がありすぎる。平等ではない。そこは日本も同じ。政府や官僚、企業役員をまるごとAIに取り替えたほうがマシだ、ズルや中抜きがないから。この事態はとうの毛沢東本人が予想していたものだ、だからこそ継続革命を主張した。しかし、今の中国で再び革命をなすことは不可能だ。ましてや世界革命など夢のまた夢。新しい貴族階級への自浄作用のないまま、周辺の中小国家を飲み込む巨竜〈リヴァイアサン〉になりつつある。

 

仏教の保護ということを考えた時、アメリカでも中共でもイスラムでもない今までにない勢力が必要だと思う。両陣営及びイスラム世界やユダヤ勢力からの侵略や思想弾圧から、仏教徒及び仏教国を保護する「既存の右でも左でもない」勢力が必要だとひしひしと感じている。

 

〈仏教徒の仏教徒による仏教徒のための国〉おそらくは形成されるとすれば、その初段階において国家連合もしくは宗派連合になるだろうものがあればいいと思った。大乗とはそういうことだろう。タイ、ミャンマー、ベトナム、モンゴル、韓国、もちろんチベットや台湾も参加できる、一乗の、法華経の譬喩品における大白牛車のようなコモンウェルス。

 

チベットの滅亡はついこの間のことだ。