
あるとき、とある科学者が宇宙の発生率を計算した。物理学的に宇宙が無の中の宇宙卵から大爆発(ビックバン)より発生して、今の宇宙空間までに拡大し、今の人類世界を形成する可能性は天文学的な確率になり、ほぼ不可能な、ありえない確率になるという。
しかし、無の中に発生したのが物理宇宙ではなく、今の宇宙の情報を妄想できるサイズの脳が発生したと仮定する。脳のサイズや構成物質はわからない、人と同じか、家一軒ぶんか、惑星大なのか…ともかく、そいつが宇宙や我々を夢見ているとすると、確率的に可能な、ありえる数字になるらしい。
この説を〈ボルツマン脳〉仮説と言います。冒頭の科学者は物理の教科書にも載ってるあのボルツマン。ボルツマン仮説では、今現在この瞬間にその脳が発生し、人間の記憶から過去の記憶に至るまで、全くの偽記憶であり、刹那後には脳と夢見る宇宙ごと消滅している、という設定で計算するとさらに数学的確率が高まるらしい。
このボルツマン脳はとても梵天さんやヒラニア・ガルバに似ているため、私は〈ブラフマン脳〉と呼んでいます。ボルツマンの仮説も〈刹那滅〉の概念にそっくりなのでおもしろいですね。
下記はボルツマン脳についてWikipediaより。